PLAN-Bは6月22日、「犬の可愛さ」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は5月26日、10代～60代以上の全国の犬の飼い主さん300人(女性208人、男性92人)を対象にインターネットで行われた。
「わんちゃんの一番かわいいと思うところは?」と聞いたところ、「性格」(113人)、「容姿」(76人)、「しぐさ」(71人)が上位に。また、特に好きなわんちゃんの特徴は「もふもふ・ふわふわ・きれいな毛並み」(113人)が圧倒的に多く、最近では、ポメラニアンやビジョンフリーゼ、サモエドなどのもふもふな犬種の人気が急上昇。
そこで、かわいいと思う好きな犬種を教えてもらったところ、「柴犬・豆柴」がダントツの1位に。JKC(ジャパンケネルクラブ)の2022年1月～12月の犬種別犬籍登録頭数では、柴犬の順位は9位(頭数:8568)だが、一緒に暮らすのと好きな犬種は別。愛らしい顔立ちにくるんと巻かれたしっぽ、もふもふな触り心地や凛々しい佇まい、見た目とギャップのある性格など、柴犬に魅了される人が多いよう。
以下、2位「プードル、トイプードル」、3位「ポメラニアン」、4位「チワワ」、5位「ダックスフンド、ミニチュアダックスフンド」、6位「ウエルシュコーギー」、7位「ゴールデンレトリバー」、8位「シーズー」、9位「ラブラドールレトリバー」、10位「秋田犬」がTOP10にランクインした。
次に、ネットで「犬 かわいい」と検索したことがあるかと尋ねたところ、48.7%が「ある」と回答。「癒やされたいとき」(172人)や「疲れている・心がつらい・寂しい・ストレスを感じたとき」(61人)に、「YouTube」(96人)や「Instagram」(88人)、「Twitter」(36人)で見る人が多いよう。
また、よく見る「特定のわんちゃんがいる」人は42.7%。「動画で見るならどんなわんちゃんが見たい?」と質問したところ、「面白い行動・笑える行動・変わった行動」(55人)が最も多く、次いで「飼い主さんとのやり取りや甘えている姿」(51人)、「遊んでいる・遊びに誘っている犬」(33人)、「犬の寝相やウトウトしている姿」(29人)、「走っている姿」(21人)が上位に。さまざまな意見に分かれたが、全体的に見るとただ可愛いだけでなく、わんちゃんの幸せそうな様子を見たい傾向がうかがえた。
続いて、「どんな年代のわんちゃんが好き?」と尋ねたところ、49.0%が「年代は問わない」と回答。次いで「子犬」(41.0%)、「成犬」(9.7%)と続き、単純に子犬の見た目がかわいいということもあるが、わんちゃんと暮らしたことのある人では愛犬の成長に伴い、さまざまな一面を見ることができることから年代を気にしなくなる傾向にあるよう。
最後に、「かわいいわんちゃんを見てどう思う?」と聞いたところ、52.0%が「癒される」と回答。「ほっこりする」(20.0%)と合わせると、7割以上の人がかわいいわんちゃんを見て心穏やかになることがわかった。