相続税や贈与税の計算の基準となる今年の路線価が公表されました。県内すべての宅地の平均値は30年連続の下落となっています。
関東信越国税局によりますと、今年の県内すべての宅地の平均値は去年と比べて0.6%減少し、30年連続の下落となりましたが、下落幅は0.1ポイント縮小しました。
県内で最も高かったのは新潟市中央区東大通1丁目の新潟駅前通りで最高路線価は45万円と、去年より2.3%高くなり、3年ぶりに上昇に転じました。
一方、最高路線価が上昇したのは新潟市のみで燕市や三条市など6地点で横ばいに。長岡市や上越市など6地点で下落しています。