きょう梅雨明けした九州南部 局地的に激しい雨 天気急変に注意

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きょう23日(日)午前、九州南部は梅雨明けとなりましたが、局地的に雨雲が発達しています。山沿いを中心に、急な雨や落雷、突風に注意が必要です。
九州南部で激しい雨 その他の各地も山沿い中心に天気急変に注意

きょう23日(日)午前、気象庁は九州南部が梅雨明けしたとみられると発表しましたが、気温の上昇や湿った空気の影響で大気の状態が不安定。局地的に雨雲が発達しています。1時間雨量は、宮崎市田野で46.0ミリ(14時20分まで)と、激しい雨を観測しました。このあとは、九州だけでなく、本州でも山沿いを中心に急な雨や雷雨に注意が必要です。自分の住んでいる所は晴れていても、隣町では土砂降りの雨というような、ゲリラ的な降り方となることもあります。また、山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水することがあるため注意が必要です。
ゲリラ豪雨の前兆

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。① 「真っ黒な雲が近づいてきた」ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。② 「雷の音が聞こえてきた」ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。③ 「急に冷たい風が吹いてきた」発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。