Uberドライバーが乗客のカップルに逆上 車内で嘔吐され刺したとして裁判に

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Uber(ウーバー)を利用した客が体調を崩し、いきなり車内で嘔吐。これにキレたドライバーがとんでもない行動に及び提訴されていたことを、『Fox News』などアメリカのメディアが伝えている。
2022年9月25日、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで一組のカップルがUberを利用。さっそく車に乗り込み、目的地に向かうはずだった。しかしその日、うちひとりが激しい吐き気を催し我慢できない状態に。
こみ上げるものをどうすることもできなくなり、いきなり車内で嘔吐してしまった。
突然のことにドライバーは慌て、停車。カップルは謝罪し「このまま目的地に連れて行ってほしい」「クリーニングに必要な費用は支払います」と伝えたが、ドライバーは聞く耳を持たなかった。
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ドライバーは明らかに体調の悪い客を心配するどころか激怒し、逆上。車に置いてあったナイフを取り出し、ふたりを何度も執拗に刺すという凶行に及んだ。
その後にカップルは病院に行き手当を受けたが、一生消えない傷が残ってしまった。また精神的なショックが大きく、以前のように人生を存分に楽しむことができなくなったそうだ。
まさかの事件で心身ともにダメージを負ったことから、カップルはこのほどドライバーを提訴。損害賠償と懲罰的損害賠償の支払いを求めているが、具体的な金額については明かされていない。
この経緯に関する報道後、人々からは「吐いたくらいでここまでキレるか」という声のほか「吐かれたらマジで最悪」といった意見が噴出。
「もっと深い事情があったのではないか」というコメントもインターネットに書き込まれているが、ドライバー側の言い分などは報じられていない。
日本でも、タクシー利用客が車内で嘔吐するなどしトラブルになるケースがある。そのような場合クリーニングが完全に終わるまで営業は再開できないため、客側が賠償金とクリーニング代を請求されるケースが多いそうだ。