インターネットの進化とSNSの普及によって、現代では簡単に情報を拡散できるようになりました。
しかし、すべての人がインターネットやSNSを使いこなしているわけではありません。どれだけデジタル化が進んでも、アナログ式な情報の告知も重要といえます。
多くの人に情報を広めるために昔から活用されてきたのは、立て札や貼り紙といった手法。伝えたい情報を記載しておけば、自然とその場を通った人の目に入ります。
8月のある日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目に飛び込んできた貼り紙に違和感を覚えたといいます。
記載されているのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると従業員が夏季休暇をとるため、多くの店や施設でそういった案内を目にしますよね。
夏季休暇の案内そのものは、決して珍しいものではありません。しかし、モチコさんはある1点を見てツッコミを入れざるを得なかったのです。
「いやいやいや、重要な情報が抜けてるじゃん!日付はきちんと書けよ」
夏季休暇の期間は店によって異なるため、具体的にどれだけ店を閉めるのかを利用者は知りたいはず。にもかかわらず、その貼り紙にはなぜか日付が記載されていませんでした。
肝心な情報が記載されていない貼り紙に、ツッコミを入れたモチコさん。しかし数秒後…大きな勘違いをしていたことに気付くのです。
日付の部分に書かれていたのは、『○○月○○日から○○月16日まで』という文字。まだ情報が確定していない場合、仮として『○○』の記号を使うことがありますよね。
しかし、よく見てみると…日付の部分に書かれているのは『○○』ではなく、数字の『8』ではありませんか!
どうやら、貼り紙に記入した人は、かなり癖のある『8』の書き方をしている模様。人によって、『8』を真ん中から書き始めるためかもしれませんね。
「理解するのに時間がかかった」という、モチコさん。同様に戸惑った人は多いようで、ネットでは共感する声が相次いでいます。
・「は?」と思って何度も読み直しちゃった。なんて独特な『8』…!
・意味が分かるまで2分かかった!だまされたー!
・「日付?16日しか書いてなくない?」と思ったら…マジか…。
建設の仕事をしている人や、図面を書いた経験のある人には、『8』を真ん中から書き始める人が多いのだとか。
この場を通った人たちの中で、その『真相』に気付くことができた人は何人いるのでしょうか…!
[文・構成/grape編集部]