【会社員500人調査】昼休み「一人で過ごしている」人の割合は?

プラスは8月25日、「職場の居心地WEB調査」の結果を発表した。調査は8月9日、従業員数100名以上のオフィスで働く勤続年数1年以上の会社員500名を対象に、インターネットで行われた。
○職場での昼休み、誰と過ごしている?

職場での昼休みを誰と一緒に過ごしているのかと質問したところ、「一人で過ごしている」がダントツに多く61.2%。次いで「同じ部署・チームのメンバー」(24%)、「同期や仲の良い同僚」(10.8%)、「近くの席の人」(3.2%)と続き、38%が誰かと一緒に過ごしていることが明らかに。

一方、「誰と一緒に過ごしたいと思いますか?」と聞いたところ、66.2%が「一人で過ごしたい」と回答。理由を聞くと、「周りに気を遣わずいられるから」「休憩時間は静かにリラックスできる一人が良い」「昼寝をしたり、SNSを見たり、一人で過ごしたいから」「役員なので、余り部下と個人的に付き合えない」「自分の世界に浸りたいから」といった声が寄せられた。

他方、昼休みを誰かと一緒に過ごしたい人からは、「雑談をして人となりを知りたいので」「気分転換」「チームワークが図れるから」「仕事に関係ない会話でコミュニケーションを取りたい」「仲の良い同期と会話しながらの昼食は楽しく、日々の仕事の中でのストレスなどについても共感ができ、充実した時間となるから」「楽しくご飯を食べたい」といった声が並んだ。

○より過ごしやすいのはどんな職場?

続いて、昼休みを実際に「一人で過ごしている人」と、「誰かと一緒に過ごしている人」とで、職場の雰囲気や居心地に対する評価に違いがあるかを調べた。

その結果、「雰囲気の良い職場だ」「職場の人間関係は良好だ」「この職場に長く勤めたい」「反対意見も言いやすい職場だ」「成長機会のある職場だ」「建設的な意見交換ができる職場だ」の全項目において、「誰かと一緒に過ごしている人」の方が「そう思う」「どちらかというとそう思う」の割合が高い結果に。昼休みを一人で過ごしている人よりも、誰かと一緒に過ごしている人の方が、自分が働く職場の雰囲気や居心地を高く評価していることがわかった。

また、職場での昼休みをより過ごしやすくするために、どんな座席やスペース、制度などがあればいいと思うかを聞いたところ、「一人で過ごしたい人」からは、昼寝スペースや個室、リクライニングチェアなど、一人でリラックス・リフレッシュできる空間の要望が目立つ結果に。

一方、「誰かと一緒に過ごしたい人」からあがったのは、カフェスペースやラウンジエリア、軽い運動やストレッチができるスペースなど、コミュニケーションの取りやすさを重視した回答が。また、双方に共通して「(オフィス自体に)広さが欲しい」「広いラウンジが欲しい」など、空間の広さに関する要望も目立った。