29日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、レギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、軍事専門家からの一言に動揺する一幕があった。
この日紹介された話題は、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジンが搭乗していたと見られる飛行機が墜落され、死亡したというニュース。
アメリカの分析では「プーチン大統領が撃墜を命じたのはほぼ間違いないだろう」と、暗殺ではないかという見立てをしている。
ワグネルは、ロシアのウクライナ侵攻で多くの戦闘員を送り込み存在感を高めた一方、国防省の方針などに不満を募らせ、6月には武装反乱を起こしていた。
>>玉川徹氏、処理水を「汚染水」と連呼し「風評被害広げてる」指摘相次ぐ<< プーチン大統領は、ワグネルの反乱5日後にプリゴジン氏と対面。その会談で、ワグネルのトップの交代などを打診したが、プリゴジン氏が納得せず帰りに激怒。これが決定的な亀裂に繋がったのではという指摘もある。 これについて、玉川氏は「結果としては意にそぐわないと殺されるということですよね」と論じ、「自由主義の日本から見ると本当に恐ろしいなと思いますよね」と私見。 続けて、「法治主義であれば法で裁かれなければいけないわけですよ。ところが、法の外で殺されてしまうことを見ると、権威主義の国というのは、自由主義から見ると、なんと恐ろしいのかと」と述べ、さらに「僕なんかこんな国にいたら一発で暗殺ですよね」と話していた。 この日は、軍事評論家でロシアの軍事・安全保障政策を専門とする小泉悠氏がいた。司会の羽鳥慎一アナウンサーから「どうですか、小泉さんその部分」と、玉川氏のコメントについての感想を求められた同氏は「ロシアでは正直、玉川さん危ないだろうなと…」とズバリ。 冗談半分で言ったつもりが、専門家からもズバリ指摘された玉川氏は「ほらね!」と言った後、続けて同じ「ほら…」と言おうとするも、言葉が出ず動揺していた。 ネットでは「テレ朝の秘密でも握ってるの?」「日本人で良かったねえ」「こういうこと言えるのが玉川」「貴方みたいな小物は誰も相手にしません」といった声が見られた。