名古屋市緑区の横断歩道で7月、散歩中の犬が車にはねられ死んだ事故で、警察が車を運転していたとみられる高齢の男性を特定し、事情を聴いていることがわかりました。
左手を上げて飼い犬と一緒に横断歩道を渡る女の子。次の瞬間、車が突っ込んで来ました。
7月28日の夕方、名古屋市緑区平手北の信号交差点で、6歳の女の子が飼い犬のポメラニアンと横断歩道を渡っていたところ、車が犬をはねてそのまま走り去る事故がありました。
ポメラニアンはその後死に、女の子と家族が情報提供を呼び掛けるなどしていましたが、捜査関係者への取材で警察が車を運転していたとみられる高齢の男性を特定し、任意で事情を聞いていることがわかりました。
調べに対して男性は「覚えていない」などと供述しているということです。警察は事故を申告しなかった道交法違反の疑いで調べを進め、近く書類送検する方針です。