きょう15日の午後 関東は天気急変に注意 平野部でも非常に激…の画像はこちら >>
きょう15日の関東地方は、天気の急変に注意が必要です。夕方から夜にかけては平野部でも非常に激しい雨や雷雨になる所がありそう。最新の情報を確認して、安全な場所へ移動してください。
午後 大気の状態が非常に不安定
きょう15日の関東地方は、秋雨前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や気温の上昇で、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。上の図は、雷が発生する確率を示していて、関東の内陸部や山沿いを中心に「黄色」や「オレンジ」の高い確率の所があります。特に、午後3時頃から午後9時頃までは、雨雲が発達しやすいでしょう。
平野部でも局地的に大雨
関東北部の山沿いでは、午前中から局地的に雨雲が湧き始めています。このあと気温が上がる午後は雷雲にまで発達し、滝のような「非常に激しい雨」や、バケツをひっくり返したような「激しい雨」の降る所があるでしょう。夕方からは一時的に雨の範囲が広がり、東京都心など平野部にも、雨雲が流れ込む予想です。日差しがあっても、天気の急変にご注意ください。予想される雨の量(多い所)は、あす16日午前6時までの24時間に、関東北部で100ミリ、関東南部で80ミリです。この雨が、わずか1~2時間で降ることも考えられます。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
ゲリラ豪雨に遭遇したら
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら、次の3つのことを心がけてください。① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。