今年8月、新潟県小千谷市の自宅で50代の父親が30代の息子からの暴行を受け死亡した事件で、新潟地検は傷害容疑で逮捕・送検されていた息子を傷害致死の罪に切り替え起訴しました。
9月15日、傷害致死の罪で起訴されたのは新潟市小千谷市の会社員・大渕良輔被告(36)です。
起訴状などによりますと、大渕被告は今年8月25日から26日の間、自宅で父親(58)の頭や顔、足などを手や突っ張り棒などで複数回殴り、仰向けになった父親の胸部に右ひざを押し当て体重をかけるなどの暴行を加え、多発肋骨骨折等のけがを負わせ、呼吸不全により死亡させた罪に問われています。
大渕被告は傷害の容疑で逮捕・送検されていましたが、新潟地検は暴行と父親の死亡に因果関係が認められたことから傷害致死に切り替えたということです。