自宅で“実弾132発”所持か…90歳で死亡した岐阜県警元警部を書類送検 遺品整理で発見も拳銃は見つからず

死亡した岐阜県警の元警部が、自宅で実弾100発以上を所持していたとして、容疑者死亡のまま書類送検されました。

銃刀法違反の疑いで書類送検されたのは、2007年に90歳で死亡した岐阜県警の元警部の男性です。

元警部は死亡した当時、大垣市の自宅で正当な理由なく実弾132発を所持していた疑いが持たれています。

岐阜県警によりますと、去年11月、遺品整理をしていた家族が箱に入った実弾を発見し処理業者に持ち込みましたが、不審に思った業者が警察に通報していました。

家宅捜索の結果、拳銃は見つかっておらず、元警部が警察で使っていた実弾を持ち出していたとみられますが、岐阜県警は当時の資料が残っていないため詳しい経緯はわからないとしています。