玉川徹氏、2300億円に膨らんだ「大阪・関西万博」の建設費に疑問…「これ終わった後、壊す…それに2300億円ですか?」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は4日、2025年4月13日に大阪の夢洲で開幕を予定する「大阪・関西万博」について会場の建設費が当初の想定額の1・8倍になるなど課題が山積していることを特集した。
番組によると、建設費は誘致段階では1250億円だったが2020年12月に1850億円に増え、現在は資材価格や人件費の高騰のため誘致段階の約1・8倍の約2300億円になる見通しであることを伝えた。
コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、約2300億円の見通しとなった建設費の膨張に「これ建設費2300億ということなんですけど、終わった後、壊すんですよね」と指摘し「オリンピックに関して今、負の遺産だっていう話があるんです。確かに赤字が続いていく。だけどそれでもオリンピックの会場は使う人がいるんですよ。これは、なくなるんです。それにまず2300億円ですか?っていうこと。こういうのってまず箱物作ってみたいな昭和の発想をいつまでやるんだろう?って、これが決まった時にも思ったんだけど、まさにそれがまた問題をはらんできている」と疑問を投げかけた。
さらに「例えば2300億って言ったんですけど、(東京の)レインボーブリッジ、建設費、1280億円ですよ。レインボーブリッジはずっと使います。毎日、人が渡ってずっと役に立ちます。それの倍近い金をかけてなくしちゃうんです。こういうのはどうなんだろう?」と繰り返し疑問を投げかけていた。