玉川徹氏、秋田県でクマ駆除に対する抗議電話の殺到に疑問…「エキセントリックに申し立てて逆にそれで事態が解決しますか?」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は26日、各地でクマの目撃情報が相次いでることを特集した。
その中で今月に入りクマによる人身被害が30人にのぼる秋田県では、佐竹敬久知事が23日の定例会見で今月4日、秋田・美郷町でクマ3頭が小屋の中に居座り地元の猟友会が駆除したことに県へ鳴り止まないほど多くの電話が寄せられたことを明かした。
佐竹氏は、電話の多くは氏名を名乗ることもなく駆除に対する批判を一方的に話すものだとして「電話は乱暴なんです。これ付き合ってますと仕事できませんで、これ業務妨害です」と述べた。さらに人命最優先として、駆除にあたる猟友会員に弾丸の購入費用などを県が補助する方針を明かした。
コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、クマの駆除への抗議に「僕もクマはかわいいし、殺されれば、かわいそうって人情としてよく分かるんです」と明かした上で「しかし、それをエキセントリックに申し立てて逆にそれで事態が解決しますか?っていう話です」と指摘した。
続けて「エキセントリックになるような人たちって一定程度いるっていうのは僕もよく知っていますけど、それが、かえってよくない結果につながるってこともあると思うんです。冷静に論理的にやらないとよくなるものもよくならないと僕は思うんです。こうやって業務を妨害したり、迷惑電話みたいなことをすればかえってダメになるっていうことも考えた方がいいと思います」と指摘していた。