新潟県内、コメの一等米比率が低下した話題など、今年はコメに関する猛暑の影響などをお伝えする機会が多かったですが、全国の人が新潟のコメを評価していることが分かる「お米県イメージランキング」が発表されました。
旅行情報雑誌じゃらんが全国のコメの産地をテーマに、47都道府県在住の20代~50代を対象にインターネットでアンケートを実施。
結果は、秋田県や北海道・お隣の山形県を抑えて、新潟県が堂々の1位に輝きました。
寄せられたアンケートの中で圧倒的に多かったのが「コメといえば新潟」というコメントだったということです。
じゃらん編集部は、この評価について「独特の甘みと粘りがあり、全国的にも広く知られたコシヒカリによってお米県のイメージが定着している」としています。
このイメージを守るためにも、今後も続くことが予想される猛暑への対応が重要となってきますが、県は10月30日に専門家などによる研究会を立ち上げ、対策の検討を開始。今後、暑さを回避するための様々な方法を提案していく考えです。
今回のお米県イメージランキング1位獲得は、これまでのコメ農家の努力の成果ですが、毎年のように異常気象が襲う中、コメ王国としてのプライドを守る新たな挑戦が続いています。