12日に沖縄本島内21市町村で約11万8800戸が一時停電したトラブルで、沖縄電力は16日、中城村にある吉の浦火力発電所2号機のガスタービンの圧力を制御する装置に不具合が生じたことが原因と発表した。 停止後は他の発電機の出力を上げて電力をまかなっていたが、16日に装置を取り換え復旧した。 ガスタービンは外気から取り入れた空気を燃料と混合させて燃焼させ、高温・高圧のガスでタービンを回して発電する。 不具合があったのは、ガスタービンで圧縮した空気を制御する「圧縮機出口圧力発信器」で、数値に誤差が生じ緊急停止につながった。 沖電は「ご不便をおかけしたことを深くおわび申し上げる」とコメントした。11万8800戸の停電 原因は発電所タービンの故障 沖縄電力…の画像はこちら >>