お色気ムンムンのセラピストが住宅街のワンルームマンションの一室で、男性客を相手に日常的に違法な性的サービスを行っていたようだ。
店舗型風俗営業が禁止されている東京・世田谷区でメンズエステ店を営業し、性的サービスを提供したとして、警視庁北沢署は6日、「アロマイルージョン」を経営する二瓶一喜容疑者(46)を風営法違反(禁止区域内営業)の疑いで逮捕した。
内偵捜査が始まったのは今年5月のこと。「店で性的サービスをしている」という情報提供がきっかけだった。今月1日、捜査員が踏み込んだところ、女性従業員1人が男性客に性的サービスを行っていたため、風営法違反で現行犯逮捕した。
「マイクロビキニとかエロいコスチューム姿のセラピストが、男性客の体にオイルをたっぷり塗り、マッサージと称して腕を男性客の股間に押し当て、性器を触っていた」(捜査事情通)
逮捕された女性従業員が「(二瓶容疑者から)性的なサービスのやり方を教わった」と供述したことから、オーナーの二瓶容疑者も逮捕。調べに対し、「性的なサービスは行わせていない」と容疑を否認している。
摘発された店は京王線明大前駅から徒歩5分ほどのところにあり、客は改札口に着いたら電話をして案内されるシステムになっていた。料金は「60分お試し」が1万4000円。指名料は1000円。「ディープリンパ」のオプションは2000円。店のHPでは、27歳のセラピストをこう紹介している。
<研修の途中で自分の中に隠されていたソフトSの心が目覚めてしまったようです。とにかくマッサージを頑張ろうとしていたマジメな女性は影をひそめ、代わりに鼠径部をこれでもかと攻める小悪魔セラピストが誕生しました。いつの間にか研修プログラムにない腕や脚を使ったオリジナルの攻めまで編み出し、もはや私たちの手に負えない悶絶セラピストへと成長してしまいました>
ネットの掲示板には<エロ施術の責めで可愛くて若い子は多いけどね><おっさんオーナーのセクハラ&ヌキに耐えられた女が働いてる。しかもヌキしろって言う店やばい>といった書き込みが。
在籍していた30人ほどのセラピストは全員、“研修”を受けた日本人。高級マンションの一室でセラピストと2人きりになって恋人気分を味わえるというのが、店のウリだった。
「二瓶はもともと教育関係の仕事をしていて、8年前、自宅を本店にして教育分野の人材育成、教室運営などの会社を設立したが、実態はメンズエステやリフレなど、複数の風俗店を経営していた」(捜査事情通)
HPの求人案内には<Q本当に性的サービスはありませんか。Aはい、ありません>と明記してあった。