新潟県燕市では還暦から20年の節目を祝う「熟年成人式」が開かれ、満80歳の人たちが互いの長寿を祝いました。
【松村道子キャスター】
「満80歳を迎える熟年成人の皆さん、まだ式典開始まで30分以上あるんですが続々と集まってきています」
燕市吉田地区では還暦から20年の節目となる満80歳になる人たちを祝う「熟年成人式」を開催。今年は23人が出席しました。
【出席者】
「他の町ではやっていないから珍しいこと、みんな喜んで待っています」
1943年から1944年に生まれた今年の熟年成人は、高度経済成長期を支えてきた世代です。
【出席者】
「80歳まで生きられてうれしいというか…ありがたいと思っている」
【出席者】
「80歳よく生きてこられたなと思う。子どもの頃は80歳まではなかなかね」
【出席者】
「すごくうれしいけど地震があったでしょ。だからこのまま参加していいのかと躊躇したが、ここはここだからと思って参加させて頂いた」
能登半島地震に思いを馳せながら出席を決めたという人も。今年の出席者が20歳の頃に県内を襲ったのが新潟地震です。
【出席者】
「前に川があったけど、川もこんなになって波。それを良く覚えています、20歳だったね」
【出席者】
「あの揺れで近くに「はさ木」があって抱きついて自分の会社の屋根が波打っているんだね。今回のこれだけの地震は本当に驚いた」
一方、ことしは、新型コロナの感染拡大後、中止されていた祝賀会を4年ぶりに再開。
【出席者】
Q趣味や元気の秘訣は
「カラオケとお酒」
【出席者】
「ストレスをためないこと、それだけです。自由奔放に生きています」
【出席者】
「ボランティアを5つ、6つしているだから毎日でかけている」
【出席者】
「暴飲暴食をしないこと。お酒は毎日飲むけど暴飲はしないもんね」
これからの長寿を誓い合う熟年成人式となりました。