令和6年能登半島地震 今朝(16日)も震度3の地震発生 震度5弱以上は16回

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今朝(16日)午前4時11分頃、石川県能登地方を震源とする最大震度3の地震が発生しました。1月1日の令和6年能登半島地震の発生から既に2週間以上経っていますが、いまだなお、震度1から3以上の地震が相次いでいます。これまでに震度5弱以上は16回発生しています。
令和6年能登半島地震 震度5弱以上は16回

1月1日16時10分頃に石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生して、石川県志賀町で最大震度7を観測。その直前の16時06分頃にも石川県能登地方を震源とするマグニチュード5.7の地震が発生して、石川県珠洲市で最大震度5強を観測しました。その後も石川県を中心に地震が相次いで発生しています。13日午前4時4分に石川県能登地方を震源とする最大震度4の地震が発生して以降、震度4以上の地震は発生していないものの、今朝(16日)午前4時11分頃には最大震度3の地震を観測しました。1月1日に発生した令和6年能登半島地震では、今日13日10時30分までに震度4以上の地震は50回を超えており、そのうち震度5弱以上は16回観測しています。2週間以上経った今でも震度3の地震は度々発生しており、まだ油断のできない状態が続いています。
今後の地震活動や雨や雪の状況などに注意
石川県能登地方を中心に地震活動の活発な状態が続いています。1月1日に発生したマグニチュード7.6の地震により揺れの強かった地域では、積雪による家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっています。復旧活動などを行う場合には今後の地震活動や降雨・降雪の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がけてください。1月1日に発生したマグニチュード7.6の地震と同程度の地震が発生する可能性は、地震発生当初に比べ低くなりましたが、地震活動は依然として活発な状態が継続しています。今後2~3週間程度、最大震度5強程度以上の地震に注意してください。なお、昨年12月までと比べて地震活動の範囲は広がっており、従来より広範囲で強い揺れを観測しています。また、海底で規模の大きな地震が発生した場合、津波に注意する必要があります。