婚活事業を複合展開するIBJは1月18日、「デート代事情」に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は1月5日~9日、調査対象は婚活中の個人、有効回答は2,402人。
まず、デート代の支払いについてみると、「全額支払いたい」と答えた男性は48.5%だったのに対し、「全額支払ってもらいたい」とした女性は35.6%にとどまった。
全額支払いを期待している女性の理由については、1位「大切に思ってくれていると感じるから」(33.5%)、2位「男性の方が収入が高いから」(24.5%)、3位「デートのために服やメイク等にお金をかけているから」(13.4%)との順に。一方、全額支払いを希望しない理由については、1位「気を使いたくないから」(37.6%)、2位「負担になりたくないから」(22.7%)、3位「相手と対等でいたいから」(20.7%)と続いた。
食事の金額が高額(全額男性持ち)であるほど、大事にされていると感じる女性は半数近い47.2%。同調査では「女性は、男性が支払ってくれたという行為に関して、”大事にされている””特別”というような感情を抱く方が多いようだ」と推測してる。
また、全額支払いを望む男性にその理由を聞いたところ、「感謝の気持ちとして示したいから」が圧倒的に多く48.4%。反対に全額払いを望まない理由については、「当たり前だと思ってほしくないから」(30.5%)と「お互いに出し合うのが普通だと思うから」(29.5%)がボリュームゾーンとなった。
同調査では「”ご馳走した金額=お相手への愛情”と断定はできないのでデート代についてはお互いに納得感をもって支払い方法を決めることが良好な関係構築においては大切になる」とコメントしている。