おととし3月の殺人未遂事件でベトナム国籍の男を逮捕 同居のベトナム人男性を刺した疑い 「殺すつもりはなかった」と殺意を否認

おととし3月、名古屋市中村区でベトナム国籍の男性が刺された殺人未遂事件で、当時、男性と同居していた41歳の男が逮捕されました。

逮捕されたのは、ベトナム国籍で住居不定・無職のチュオン・スアン・クオン容疑者(41)です。警察によりますと、チュオン容疑者はおととし3月、中村区小鴨町のマンションの一室で同居していたベトナム国籍で当時21歳の男性の背中を包丁で突き刺すなどして全治2週間のけがをさせた殺人未遂の疑いがもたれています。事件後、チュオン容疑者の所在がわからなくなっていましたが、数日前に大阪の入管施設に収容されたことから7日に逮捕されました。警察の調べに対し、チュオン容疑者は「刺したのは間違いないが、殺すつもりはありませんでした」と殺意を否認しています。