ニラはシャキシャキとした食感と独特な香りが魅力で、いろんな料理のアクセントになります。しかし、冷蔵庫にそのまま入れておくとしなびてしまうことも。ニラの正しい保存方法をぜひチェックしてください。
ニラは炒め物やスープ、餃子など様々な料理に合う食材です。新鮮な状態で食べきるのが一番ですが、量が多くて使い切れない場合は、冷蔵庫に保存することもあるでしょう。
しかし、何日も冷蔵庫に入れっぱなしにしておくと、ハリのある食感は失われしなしなになってしまいます。ニラをシャキッとした新鮮な状態で保存するには、どうしたらいいのでしょうか。
ニラの新鮮さを保ちながら長持ちさせる保存方法のコツを教えてくれているのは、食品や調味料などの大手総合メーカー「カゴメ株式会社」の公式サイトです。
カゴメでは、ニラの保存方法を「すぐに使う場合」「余った場合」「大量に手に入った場合」に分けて解説しています。
すぐに使う場合は「野菜室」で保存することをおすすめします。
ニラを束ねているテープを外して、乾燥や水気から守るためにキッチンペーパーで巻いて、さらにラップで包みます。そして、立てた状態で冷蔵庫の野菜室で保存します。
きつく巻きすぎると葉が折れたり傷んだりして、ニラ特有のニオイ成分「アリシン」が発生してしまうため丁寧に扱いましょう。
すぐには使いきれず余った場合は、水に浸して冷蔵庫で保存しましょう。
何をせずに冷蔵保存した場合、数日経つと葉先がしなびたり傷んだりしてしまいます。一方、水に浸す保存方法の場合、みずみずしい新鮮な状態のまま約10日間も保存できるそうです。
詳しい保存方法は以下を参考にしてください。
1.ニラを3~4㎝の長さに切り、保存容器に入れる。
2.かぶるくらいの水を注ぎ、ふたをして冷蔵庫の野菜室に保存する。
3.水は3日おきに取り替える。
カゴメ公式サイト ーより引用
ニラの量が多すぎてすぐには食べきれない場合は、冷凍庫で保存することをおすすめします。
使いやすい長さにカットしてから冷凍すると、そのまま調理できて便利です。目安として約1か月保存できるそうです。
カゴメの公式サイトでは、冷凍保存のコツも紹介しているので参考にしてください。
1.ニラを使いやすい長さに切る。ざく切りやみじん切りなど切り方はお好みで。
2.冷凍用保存袋に全体をならして入れ、冷凍庫に寝かせた状態で入れる。
3.パラパラになるほど凍ったら、袋を立てて冷凍庫で保存する。
カゴメ公式サイト ーより引用
ニラはシャキシャキとした食感が魅力の1つです。しなしなにさせないように、上手な保存方法で新鮮を保ちましょう。
[文・構成/grape編集部]