新潟・佐渡市で芸能発表会!伝統継承へ…“両津甚句”や“文弥人形”など披露

新潟県佐渡市の金井地区で2月25日、芸能発表会が開かれ、18の団体が参加しました。

プログラムの前半で披露されたのは、少子高齢化などで踊り手が減っている「両津甚句」。93歳のメンバーもしなやかな所作で会場を沸かせていました。

一方、若者が活躍したのは、国指定の重要無形民俗文化財である「文弥人形芝居」です。

文弥人形一座の常盤座で芝居を学んだ3人が初舞台に挑戦!目が見えない母親が間違って娘を死なせてしまう悲しいストーリーを見事に演じきりました。

【披露した人】
「みんなで心を一つに合わせ、無事にできてよかった」

【披露した人】
「めちゃくちゃ楽しかった。幸せ」

【常盤座 和田登志江 座長】
「3人で自分たちの山椒大夫をつくりなさいと言って、それで練習してきたのがきょう、とても良くできたと思い、とてもうれしい」

舞台での成功体験が伝統をつなぐ新たな思いを育んでいきます。