安価な労働力を求めた犯行か 無許可で外国人労働者を働かせたとしてプラスチック加工会社の社長ら2人を逮捕

およそ50人の外国人労働者を、無許可で派遣させ働かせたとして、愛知県一宮市のプラスチック加工会社の社長ら男2人が逮捕されました。逮捕されたのは、一宮市のプラスチック加工会社、「和泉化成」の社長、服部浩容疑者66歳と、工場長の小澤藤容疑者59歳です。
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警察によりますと、2人は2023年8月から11月までに、無許可で外国人労働者を人材派遣会社から呼び寄せ、働かせた労働者派遣法違反の疑いがもたれています。
CBC
警察は2人の認否を明らかにしていません。
工場には、ベトナム人や中国人などの外国人労働者が54人いて、うち49人は不法残留など日本で働く資格をもたない人だったということです。「和泉化成」は2018年10月から2023年11月までに、労働者の賃金や派遣元への手数料として、およそ7億8500万円を支払っていました。
CBC
警察は、2人が外国人の安価な労働力を求めて犯行に至ったとみて調べています。