テクノポートは2月28日、「BtoB企業の海外向けマーケティングに関する実態調査」の結果を発表した。同調査は1月22日~23日、海外向けマーケティングを実施しているBtoB製造業の営業・マーケティング・DX・国際/海外事業・新規事業・経営企画担当者111名を対象に、インターネットで実施した。
海外向けマーケティングに取り組んでいる理由を尋ねると、72.1%が「海外で新規顧客開拓をしたいため」、53.2%が「海外での認知度向上のため」、51.4%が「現地日系企業への拡販のため」と答えた。
勤務先は、海外向けマーケティングの成果は出ているか尋ねたところ、78.4%が「十分な成果が出ている」「やや成果が出ている」と答えた。効果が出ていると回答した人に、Webサイトを活用したマーケティング施策に取り組んでいるか尋ねると、92.0%が「取り組んでいる」と回答した。
海外向けマーケティングにおいて、対策を強化している地域について尋ねたところ、「東アジア(中国/韓国/台湾)」(60.4%)が最も多く、「東南アジア」(51.4%)、「南アジア(主にインド)」(41.4%)と続いた。
海外向けマーケティングの成果が出ていると回答した人に、海外向けマーケティングで行っている施策について聞くと、「Web広告」(59.8%)が最も多く、次いで「海外の展示会出展」(56.3%)、「SNSマーケティング」(51.7%)、「検索エンジン最適化(SEO対策)」(44.8%)となった。
2024年に、海外向けマーケティングで強化していきたい施策について尋ねたところ、最も多い回答は「海外の展示会出展」(47.7%)で、「Web広告」(45.9%)、「検索エンジン最適化(SEO対策)」(43.2%)と続いた。