2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指している新潟市はコメを原料の一部とするゴミ袋を導入。4月16日、子どもたちにお披露目されました。
新潟市西蒲区の潟東小学校の6年生にお披露目された新しい指定ゴミ袋。
ポリエチレンに新潟市西蒲区と江南区で栽培された資源米を10%分混ぜて作られていて、二酸化炭素の排出量を抑制することに貢献します。
その資源米の一部は去年9月、6年生が収穫したものです。自分たちも制作に携わったゴミ袋を手にした子どもたちは…
【児童】
「コメの香ばしい香りがする。地球環境が良くなってほしい」
【児童】
「お家の人や親戚に私たちが作ったことをたくさん教えて、それが広まったらうれしい」
市内で生産されたコメを原料とした指定ゴミ袋を導入するのは全国でも初めてです。
この日は中原八一市長も教室に駆けつけ…
【新潟県 中原八一 市長】
「こんなにすごい新潟市のゴミ袋が、皆さんが刈ったコメを使ってできた」
中原市長は「このゴミ袋を使って二酸化炭素の排出量を減らすことに協力してほしい」と呼びかけました。
このゴミ袋はこれまでに500万枚分製造されていて、今週から徐々に新潟市内のスーパーやコンビニの店頭に並ぶということです。