JR架道橋から1・8キロの金属部材落下 道路に、ゴム片も 外房線本千葉-蘇我間

JR千葉支社は24日、千葉市中央区寒川町1の外房線本千葉-蘇我間で、線路の架道橋から重さ約1・8キロの金属部材と重さ約0・5キロのゴム片が架道橋脇の道路に落下したと発表した。けが人や電車への影響はなかった。
同支社によると、24日午前8時15分ごろ、通行人の男性から本千葉駅の駅員に「鉄のような物とゴム製の物が落下している」と連絡があった。金属部材とゴム片はいずれも緩衝材として使用されていた。
昨年12月の前回点検時は異常がなかった。同支社は落下原因について「気温変化による伸縮で劣化し、列車が走行する際の振動で落下した」と説明している。同支社は現場を目視点検し異常が無いことを確認したとし、類似の箇所については対策を検討するとしている。