中国地方 この先も晴れる日多く 平年より遅い梅雨入り 6月の…の画像はこちら >>
中国地方は今週末にかけて晴れる日が多く、梅雨入りは平年より遅くなるでしょう。晴れると気になるのは強い紫外線です。この先も、万全な紫外線対策が必要です。また、梅雨入りして曇りや雨の日が続いても、油断はできません。それは、曇りの日でも快晴時の約6割の紫外線が届くからです。梅雨に入る前から、晴天時はもちろん、曇りや雨の日も紫外線対策が必要です。
中国地方 次の雨は9日(日)ごろ
中国地方は8日(土)にかけて、午後はにわか雨や雷雨の可能性があるものの、天気の崩れは局地的で、晴れる所が多い見込みです。9日(日)は前線が西日本付近へのびるため、雲が多くなるでしょう。雨が降る見込みです。最高気温は8日(土)にかけて25℃以上の夏日になる所が多く、30℃近くになる所もあるでしょう。万全な熱中症対策を行ってください。また、紫外線対策も必要です。
6月の紫外線 快晴時の昼間は非常に強いレベル
中国地方はこの先も晴れる日が多く、紫外線に注意が必要です。上図は広島の6月の晴天時の時間毎のUVインデックスです。紫外線の強さを分かりやすく表したものを「UVインデックス」といい、その値が大きいほど人体への影響が大きくなります。例えば、UVインデックス6~7の強いレベルでは、日中はできるだけ日陰を利用し、長袖シャツや、日焼け止め、帽子などの利用が勧められています。広島の6月の晴天時の10時~14時は強いレベルを上回り、12時ごろは非常に強くなっています。このため、晴れの日の昼前後の外出時は、帽子や日傘、日焼け止めクリームなどで、万全な紫外線対策が必要です。
梅雨入りして 曇りや雨でも紫外線が届く
中国地方は平年より遅い梅雨入りとなりそうですが、梅雨入りして曇りや雨の日が続いて日差しが弱まっても、油断は禁物です。それは、曇りの日でも快晴時の約6割の紫外線が届くからです。雨の日でも快晴時の約3割が届くとされています。もちろん晴天時に比べれば量は少ないですが、曇りや雨の日も油断せずに、紫外線対策をする必要があります。
紫外線の浴びすぎを防ぐには
紫外線は、体の中でビタミンDを作るのを助ける役目もありますが、紫外線を浴びすぎるのは、要注意です。紫外線による皮膚への影響を防ぐには、日焼けしてからの手入れでは、対策が遅すぎます。紫外線の浴びすぎを防ぐには、次のような対策がおススメです。① 長袖の衣類や、UVカット効果のある衣類を選びましょう。ただ、暑い時期には、無理をして、熱中症にならないよう、通気性の良い素材などを選ぶことを、心がけてください。② 洋服などで覆うことができない所は、日焼け止めを塗るのも効果的ですが、汗をかくと、日焼け止めが流れてしまいます。日焼け止めは、こまめに塗りなおしましょう。③ 紫外線は、眼からも浴びてしまいます。サングラスをかける場合は、眼にフィットした紫外線防止効果のあるサングラスを選ぶと、最大で紫外線を90%もカットすることができます。