将棋の藤井聡太五冠は、渡辺明二冠との「棋王戦」第3局に敗れ、史上最年少での六冠達成は持ち越しとなりました。
新潟市のホテルで5日朝から始まった棋王戦5番勝負の第3局。挑戦者の藤井五冠はここまで2連勝でタイトル獲得に王手をかけていましたが、対局では渡辺明二冠が終盤の一進一退の攻防を制し、午後8時13分に174手で勝利しました。
渡辺明二冠:
「1つ返すことができたので、また次からも目の前の1局ということでやっていきたい」
藤井聡太五冠:
「全体的には負けの局面が続いていたと思うので仕方ないのかなと。(次戦は)切り替えていい状態で臨めるようにできれば」
次戦の棋王戦第4局は3月19日に、栃木県日光市で行われます。