JR東日本は6日、同日午後3時20分~35分ごろ、常磐線下り電車(10両編成)の綾瀬-馬橋間で、50代の男性運転士が、操縦の条件である眼鏡を着用せずに運転していたと発表した。危険な運転はなく、けが人はいなかった。
同社によると、運転士は当時、同乗する別の運転士から指導を受けていた。馬橋駅に到着し、機器の点検をしている際に眼鏡の着用を忘れていたことに気付き、指導役の運転士に運転を交代した。
男性運転士は運転歴27年で、今年に入り視力の低下のため、運転に眼鏡が必要になっていた。
同社は国土交通省関東運輸局に報告し「お客さまに心配をかけ申し訳ない。乗務員の指導を徹底する」とコメントした。