任期満了に伴う長生村長選は３０日に投開票され、無所属現職の小高陽一氏（７１）＝３期＝が４選を果たした。無所属新人で元大学教授の横坂健治氏（７１）を破った。
小高氏は３期１２年の実績として、国や県とのパイプを生かし、津波避難施設などを整備したと説明。村が進めている学校給食センター建設事業の必要性を強調し、小中学校給食費の完全無償化などを公約した。多数の村議が支援に回り、「同じ夢を一緒に実現させよう」と支持を求めた。
投票率は５３・９９％。２０１６年の前々回の６８・４８％と比べ１４・４９ポイント下回り、過去最低。２０年の前回は無投票だった。
また、欠員２に対し、元職・新人の計４人で争われた長生村議補選も同日、投開票が行われた。
当日有権者数は１万１６８６人（男５７６７人、女５９１９人）。