梅雨や夏の暑い時期、身体に赤みや腫れなどの炎症が起こり、かゆくなったことはありませんか。
もしかしたら、その原因は、ダニによるものかもしれません。
熊本県熊本市は、ウェブサイトを通じて、ダニが発生する条件をまとめています。
同市がダニの発生条件に挙げるのは、以下の3つ。
1.人のフケ・アカ、カビ、食べ物などのエサが豊富にあること。
2.高温多湿な環境があること。ダニの繁殖に最適な温度:20~30℃、湿度:70~80%
3.畳、布団、じゅうたん、ぬいぐるみなどの住処となる場所があること。
熊本市 ーより引用
ダニが好むエサは、人間のフケやアカ。畳や、布団、じゅうたんなどの中には、それらがたくさんあるようです。
また、湿度が70~80%、温度は20~30℃で、ダニの繁殖が進むのだとか。
同市では、ダニ対策として、寝具を天日干ししたり、換気やエアコンを上手に使って除湿したりする方法を、紹介しています。
殺虫剤などで屋内からダニを一気に完全に駆除することはできません。エサ、高温多湿、住処を取り除くことが必要です。ダニは肉眼では見えないため、対策の効果も分かりにくいのですが、辛抱強くダニが生息しにくい環境を作ることが確実な対策となります。
熊本市 ーより引用
ダニの住処を取り除く方法として、熊本市が提案するのは、掃除や換気などです。
掃除機を使って、ゆっくり丁寧に1㎡あたり30秒程度の時間をかけて、掃除をしてください。
週2回の頻度で掃除をすれば、十分にダニを減らすことができるといいます。
また、ダニは乾燥に弱いため、室内の湿度を低く保つことが必要です。天気のいい日は、部屋の窓を2箇所以上開けて、風通りをよくしましょう。
天気の悪い日は、換気扇、エアコン、除湿器などを利用して除湿を心がけてください。
同市の情報を参考に、快適な生活を送りましょう。
[文・構成/grape編集部]