21日投開票の印西市長選の投票率は49・29%で、過去最低だった前回(37・05%)を12・24ポイント上回った。現職と5新人の計6人がいずれも無所属で立候補し、候補者数は合併前の2004年(新人5人)を上回り最多を更新。20年ぶりの大激戦が投票率に与える影響が注目されていた。
市長選には現職の板倉正直氏(77)=3期=と、いずれも新人で元県議の大崎雄介氏(43)、元市議の中沢俊介氏(57)、元市議の松本有利子氏(39)、元市議の野崎崇正氏(29)、会社代表の藤代健吾氏(39)が立候補。現市政の3期12年への評価や医療・福祉の充実、教育・子育て支援などを争点に激しい舌戦を繰り広げた。
当日有権者数は8万6113人(男4万2352人、女4万3761人)。