Zカップの人工乳房で出勤する男の教師 素の姿が激写され保護者…の画像はこちら >>
世の中にはLGBTQ+などの性的指向や性自認を持つ人や、外見上に特徴を持った人がいる。社会においては、それを理由に誰かを差別したり、蔑んだりすることがあってはならないが…。
カナダのある教師の行動が物議をかもしていることを、『NEW YORK POST』や『INDEPENDENT』など英米のメディアが報じた。
変わった行動で世間の注目を集めているのは、カナダ・オンタリオ州のオークヴィル市に住むケイラ・レミューさん。オークヴィル・トラファルガー高校で教師をしているが、じつは生徒や保護者たちから、長きにわたり奇異の目で見られている。
ロングのブロンドヘアーのかつらと、Zカップの人工乳房を着用。さらにタイトな女性用の服は、なんと乳首がうっすら透けて見えるデザインばかりだという。
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性的指向は個人の自由であり、誰もが平等に扱われるべきだとする考えが、欧米では特に強い。そのため、職員の外見を解雇や停職の理由にすることは困難だが、校内ではたびたび「不快だ」と物議をかもしていた。
そんななか、このたびあるメディアが帰宅後のケイラさんの姿をキャッチ。
かつらや人工乳房を取り外し、男性用のスウェットを着て外出していることがわかり、保護者たちから「あんな姿をするのは生徒の前でだけなのか」「なぜそんなことを」と批判があがった。
これを受け、同校があるハミルトン地区の教育委員会と学校が緊急会議を行い、ケイラさんを休職処分とすることを決定。現在、ケイラさんは教壇には立っていない。
また保護者たちは、教師の服装に関する規定を設けるよう要求。メディアの取材に応じた1名は、「学校環境におけるアイデンティティや表現の形は、子供の保護を最優先に考え、注意深さが求められる」と話した。
一方でケイラさんは「写真の男性は私ではないし、生徒たちを挑発したつもりもない」とし、さらに人工乳房を着用していることについても強く否定した。
2年前からホルモン補充療法を始めており、自身を「トランスジェンダーではないけれど、インターセックスです」と表現。「これは本物のバスト。私は乳房肥大症なんです」と反論し、学校や保護者、教育委員会にさらなる大混乱を招いているという。
(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)