鼻をかんだりゴミを拾ったりする時などに使う、ティッシュペーパー。
自宅のリビングや洗面台に常備している人が多いでしょう。
メーカーによっては、箱から取り出すと、2枚の紙が1組になっています。
そんなティッシュペーパーが、2枚重ねになっている理由を知っていますか。
『フェイシャルティシュー』という、ブランドを展開する、日本製紙クレシア株式会社(以下、クレシア)。
クレシアはウェブサイトを通じて『ティシュー』が2枚重ねになっている理由を紹介しています。
A ティシューは、鼻をかんだりお化粧時に使ったりすることも多く、柔らかさとともに、ある程度の強度が必要となります。1枚で2枚分の厚さにするよりも、薄い紙を重ねることでよりやわらかくなるため、2枚重ねにしています。
また、紙には裏表があり、ツルツルした面が表、ザラザラした面が裏となっています。ザラザラした裏面同士を内側にして2枚を重ね合わせることで、ツルツルした面が肌に触れるように作られています。
日本製紙クレシア株式会社 ーより引用
『ティシュー』は、ザラザラとした2枚の紙の裏面同士を重ねています。
※写真はイメージ
クレシアによれば、箱から『ティシュー』を取り出して使う時に、ツルツルとした表面が、肌に触れる仕組みになっているとのこと。
また、鼻をかんだり化粧をしたりする時の使用頻度が多いので、柔らかさがありながらも、ある程度の強度が必要といいます。
いつも何気なく使っているであろうティッシュペーパーですが、肌にやさしい工夫があったのですね!
そもそもティッシュペーパーに表と裏があるなんて、知らなかった人が多いかもしれません。
ティッシュペーパーを箱から1枚取り出す時には、表と裏の手触りを確かめてみてください。
[文・構成/grape編集部]