きちんと洗濯しているのに、シャツの脇下が黄色くなっていて驚くことはありませんか。
「汗のせい?」「ちゃんと洗えてなかった?」と不安に感じたり、恥ずかしく思うかもしれませんが、実はこの変色には、制汗剤も関係しているのだとか。
制汗剤と汗の関係や効果的な洗濯方法について、ライオンが自社サイトで解説していました。
いつの間にか黄色くなっていたシャツの脇下。「制汗剤を使っているからかもしれない」と思ったことはありませんか。実際、制汗剤とシャツの脇下の変色は無関係ではないケースがあります。
『Ban』などの人気制汗剤を製造・販売しているライオンによると、シャツの変色と制汗剤には以下のような関係があるそうです。
汗と制汗剤の成分が結びついて繊維の中に入り込み、落ちにくくなったものと思われます。
ライオン ーより引用
『汗と制汗剤の成分が結び付く』という現象があるとは驚きです。繊維の中に入りこんだ汚れは、一般的な汚れでもなかなか落としにくいもの。汗と制汗剤の合体版も例外ではないようです。
お気に入りのシャツや仕事用のシャツの場合、脇下の黄色い変色はできれば避けたいもの。とはいえ、エチケットとして制汗剤の使用は欠かせないという人も多いでしょう
それなら、洗濯で解決する方法を選んでみてはいかがでしょうか。
石けんや「トップNANOXドロ用」を付けてブラシなどでこすり落としてから洗濯をすると目立ちにくくなります。
ライオン ーより引用
ライオンがおすすめする洗剤はせっけんのほか、自社製品の『トップNANOXドロ用』とのこと。洗濯前に汚れ部分に付けると、こすり落とせる効果があるそうです。
「靴下の泥汚れじゃないから合わないんじゃない?」と思うかもしれませんが、製品情報を見てみると、『トップNANOXドロ用』は汚れを浮かせて落とす『せっけん成分』と『キレート成分』が配合されています。
繊維に入り込んだ汚れに効果がありそうですね。
また、容器の先には洗剤液をぬりながら汚れをかき出せるブラシも付いているため、こちらも繊維の間の汚れを除去する効果が期待できます。
いつもの洗濯にもうひと手間かかることになりますが、これでお気に入りのシャツや仕事用のシャツを清潔にできるのなら、トライしてみる価値があるのではないでしょうか。
困った脇下の変色も、その原因と洗濯方法を知っていればしっかり対策できます。ライオンのアドバイスを参考に、あの黄色を撃退しましょう。
[文・構成/grape編集部]