北海道の1か月予報 引き続き気温高い 台風5号の動向に要注意

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向こう1か月の北海道は、暖かい空気に覆われやすいため、気温は平年より高く経過するでしょう。特に、期間の前半はかなり高くなる見込みです。太平洋高気圧の影響を受けやすくなるため、日照時間は平年並みか多くなる見込みです。また、日本海側では湿った空気の影響を受けにくく、降水量は平年並みか少ない予想です。
1週目(8月10日~16日) 晴れの日が多くなる予想だが、台風5号の動向に要注意

北海道は、日本海側は数日の周期で天気が変わりやすくなりますが、太平洋高気圧に覆われやすくなるため、平年に比べ、晴れの日が多くなる見込みです。オホーツク海側や太平洋側は数日周期で変わりやすい天気となる見込みです。太平洋側を中心に湿った空気の影響を受けて、雨の降る日もあるでしょう。09日15時現在、台風5号が日本の東にあって、北に進んでいます。この台風が、12日から13日にかけて東北地方を通過して日本海に達する見込みです。北海道では、12日から13日にかけて台風からの湿った空気の影響を受けやすく、太平洋側は雨でまとまった量となる所もあるでしょう。また、台風の接近に伴い風の強まる恐れもあります。海はうねりを伴い、しける見込みです。場合によっては、大しけとなることもあるでしょう。台風5号の進行によっては、台風5号の北海道付近への影響が大きくなる可能性もあるため、最新の気象情報に十分注意して下さい。万が一、台風が接近するとなった場合は、大雨に備えて雨どいや排水溝をあらかじめ掃除しておく、大切なものを2階以上に移動する、使っていない家電製品のコンセントは抜いておくなどの対策をしておくとよいでしょう。
2週目(8月17日~23日) 太平洋高気圧の影響が大きく、晴れる日が多い

天気は数日の周期で変わりますが、太平洋高気圧の影響を受けやすくなるため、平年に比べると晴れの日が多くなる見込みです。各地域とも気温は平年よりも高くなるでしょう。日中は30度以上となって、夜から朝にかけては気温があまり下がらず、寝苦しい日が多くなる可能性もあります。日中はもちろん、夜間でも熱中症に注意して下さい。夜間の熱中症を防ぐのに有効なこととして、寝る前の水分補給、適度にエアコンを使用するなどがあります。
3~4週目(8月24日~9月6日) 変わりやすい天気に
天気は数日の周期で変わるでしょう。気温の高い状態は続く見込みです。平年では暑さのピークは越えるものの、引き続き熱中症には十分に注意して下さい。また、台風のシーズンでもあるため、発生する台風の動きなどによっては、大雨となる恐れが十分にあります。最新の気象情報にご留意ください。