日焼け止め、どれくらい塗るべき? 適量に「少なすぎた」「今日からそうする」

日差しが厳しい時期に欠かせないのが『日焼け止めクリーム』。肌を守ろうと、手当たり次第に塗っていませんか。
日焼け止めクリームは、正しく塗らないと効果を十分に発揮できません。
近畿中央病院の公式サイトに掲載されている、効果的な日焼け止めクリームの塗り方を紹介します。
日焼け止めクリームの塗り方を、場所別に見ていきましょう。
顔に使う日焼け止めの量は、500円玉硬貨1枚分。
多く感じるかもしれませんが、これが適正量です。
両手をすり合わせてなじませてから塗ると、塗り忘れやムラの原因になってしまいます。
両頬、額、鼻、顎といったように、顔の部位にそれぞれ置いてから全体に塗り広げましょう。
またメイクをする場合は、スキンケアをした後のタイミングで日焼け止めを塗ります。
腕や脚に日焼け止めを直線上に出してください。それからムラにならないよう、手のひら全体で塗り広げていきます。
汗をかいた時やタオルで身体を拭いた後は、どうしても日焼け止めが落ちてしまうので塗り直しましょう。加えて2~3時間おきに塗り直すとより効果的だそうです。
太陽に当たりやすい場所は特に意識的に塗るとよいでしょう。
鼻の頭、肩、背中の上部などは太陽光にさらされやすいので念入りに塗ります。
公立学校共済組合 近畿中央病院 ーより引用
しっかり塗ったつもりでも、意外と塗り忘れている部位もあるもの。
近畿中央病院によると、顔では眉間や首、首の後ろ、耳や耳の下から顎にかけてのラインなどは塗り忘れしやすいそうです。身体では、手や脚の甲、ヒザやヒザ裏も忘れがちとのことなので、意識して塗りましょう。
日焼け止めの正しい塗り方と塗るタイミングを理解して、紫外線から肌を守りましょう。
[文・構成/grape編集部]