柏崎刈羽原発の再稼働に向けた動きが慌ただしくなる中、再稼働に反対するよう求める要望書を新潟県などに提出していた市民団体がその要望への回答内容を公表しました。
【市民団体 岸幸恵さん】
「私どもの意志は県民の意志の一つとして受け止めてもらえなかったのではないかということが非常に遺憾」
市民団体が8月22日、原発の再稼働に関し、県や各市町村に提出していた要望書に対しての回答内容を発表。
要望書では、原発再稼動の反対を表明すること、住民の同意がないまま再稼動の決定をしないことを求めていましたが、反対の意志を表明する自治体はなかったということです。
【市民団体 高橋華枝さん】
「国策だから言うことを聞けというのはとても考えられない」
市民団体は今後も各自治体に再稼働に反対するよう求めていく方針です。