「降水確率」 何%で雨が降るの? 傘を持って行く基準は? 気象予報士が解説

よくテレビや天気予報で見かける「降水確率」。でも「結局何%で雨が降るの?」「何%なら傘を持っていったほうがいいの?」と思ったことありませんか?気象予報士が解説します。
(桜沢信司気象予報士)まずは、「降水確率」とはどんなものなのか見てみましょう。
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これは対象エリアで1ミリ以上の雨がどこかで降る確率です。1ミリ以上というのはパラパラとした弱い雨ではなく、傘が必要になるくらいの雨で、この雨がどこかで降る確率のことをいいます。例えば、名古屋で午前の降水確率が20%、午後が50%という予報があった場合、大雨なのか普通の雨なのかということや、雨の強さというのは含まれていないんです。さらに短い時間なのか、3~4時間長く降るのか、これも降水確率には含まれていません。降水確率に「強さ」や「長さ」は関係ないのです。
CBC
それらを踏まえた上で…「降水確率30%」の時に傘を持っていくのか。野球の打率3割は、ほとんど打ちイメージですよね。なので、これは私の基準ですが…20%以下だと傘は持っていきません。30%だと折りたたみ傘を持っていきます。40%以上だと大きめの傘を持っていきます。雨の日に参考にしてみてください。