【1万人調査】株式投資をやっている人・やっていない人、金融資産額に差はある?

オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」は、株式投資への取り組み実態についての調査結果を2024年8月22日に発表。調査は、2024年7月22~23日の期間、全国20代~70代の男女1万人を対象にインターネットにて実施した。

現在の金融資産の総額を尋ねたところ、「総額1億円以上」と回答したのは、「株式投資をやっていない人」は2.0%にとどまったのに対し、「株式投資をやっている人」は6.2%であることが判明した。

また、「1000万円以上」(やっている人:26.9%、やっていない人:11.0%)、「5000万円以上」(やっている人:8.3%、やっていない人:2.0%)の項目でも、それぞれの回答率には2倍以上の差がある結果に。

さらに、株式投資をやっていない人では、金融資産が「500万円未満」と回答した人の割合が、74.7%にのぼったのに対し、株式投資をやっている人では半数以下の44.8%にとどまった。

株式投資に取り組んでいる人の41.4%は「1000万円以上」の金融資産を持っている一方、株式投資をやっていない人で金融資産が「1000万円以上」に達している人の割合は14.9%にとどまった。その差は3倍近くにのぼり、株式投資をやっていない人のうち85%を超える人が金融資産1000万円に達していなかった。

株式投資をやらない理由をみると、「投資をする資金がない」「知識がない」(各36.2%)に次いで、「損をするのが怖い」(20.3%)と続いた。約6割が、知識不足と損失への不安から、株式投資に取り組めないでいる実情がうかがえるとのこと。