小泉進次郎氏「ギリギリしがみついている」 自民党総裁選投開票へ

自民党総裁選投開票が行われる27日、立候補している小泉進次郎元環境相が都内の選挙事務所で総決起集会を行った。午後1時からの投開票に向け、支援議員らとともに円陣を組んで送り出された。
小泉氏は「感謝の気持ちでいっぱいです。これが総力戦だ、これがチームだと毎日感じる最初の選挙でした」と話した。
また、「いまここだから言えることですが…どうやら(陣営から)私を『あまりほめるな』と指令が出ていたようですが、地方での演説が終わったあとにこっそり三原じゅん子先生が『あんまりほめるなって言われてるんだけど、よかったよ』と。この励ましにどこまでいやされたか」と選挙期間中のエピソードも明かした。
石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障担当相、小泉進次郎元環境相が激しく競り合う構図となっている総裁選。小泉氏は「明日からもこのチームでやっていきたい。それをかなえるには勝つしかない。ぎりぎりしがみついているこの状況からはい上がって、頂上目指して、勝利の喜びをともに味わえると信じています」と最後まで力強く宣言した。