三井住友海上火災保険はこのほど、ペーパードライバーと自動車の運転に関する調査の結果を発表した。調査期間は2月21日~24日、調査対象は全国の20代~50代の現在ペーパードライバーであると回答した人400人・過去にペーパードライバーであったと回答した人400人。
保有している運転免許証の種類を調べると、全体の76.0%がゴールド免許を保有すしているものの、うち約3人に1人の32.2%がペーパードライバーの自覚があると回答した。
現在、定期的に運転していない期間を尋ねると、ペーパードライバーの73.3%が「3年以上」と答え、「10年以上」という人が50.5%を占めた。また運転にどの程度自信があるか100点満点で自己採点してもらうと、平均は25.4点で、20点未満が52%に上った。
ペーパードライバーから卒業したいと考えている人は約半数の50.8%。ペーパードライバーの運障壁については、女性は「運転が怖いから」(77.0%)、男性は「車を持っていないから」(49.5%)が最も多く、男女間で意識の差があることがわかった。
ペーパードライバーであることについては、女性の71.0%、男性の61.7%が不便さや後悔を感じていることが判明。特に男女差が大きかった不便さや後悔を感じたシチュエーションは、「子供の送り迎えの時」(女性19.5%、男性4.0%)、「仕事で移動する時」(女性6.0%、男性10.0%)だった。