鹿児島県鹿屋市の男性にうその出資話を持ち掛け、現金約1000万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕された沖縄県の夫婦の身柄が5月30日、鹿児島地方検察庁に送られました。 30日午前、鹿屋警察署から鹿児島地検に身柄を送られたのは、沖縄県那覇市の会社役員・後東真太容疑者です。 また、妻の恵容疑者も県内の警察署から鹿児島地検に身柄を送られています。 警察によりますと、2人は2021年10月、鹿屋市に住む30代の知人男性に男性が所有するマンションの売却を持ちかけ、「自分たちの会社に出資をすれば税金を支払わなくてすむ」などと嘘を言い、その後、現金約1000万円をだまし取った疑いです。 警察は2人の認否について捜査に支障があるとして明らかにしておらず、動機などについて調べを進める方針です。