台風21号は猛烈な勢力へ 31日の沖縄は大荒れ 三連休は本州…の画像はこちら >>
31日(木)は、台風21号が猛烈な勢力で与那国島の南へ。沖縄は先島諸島を中心に大荒れの天気となり、海上は猛烈なしけとなるでしょう。台風21号は2日(土)には温帯低気圧となり、前線を伴って本州付近を足早に通過します。三連休初日の2日(土)は九州から東北で広く雨が降り、季節はずれの大雨となる所があるでしょう。
31日(木) 台風21号は猛烈な勢力で与那国島の南へ 本州など広く晴天
大型で非常に強い台風21号は、今日30日(水)午前9時現在、フィリピンの東を西北西に進んでいます。今日午後9時には「猛烈な」勢力となって沖縄の南へ進むでしょう。さらに明日31日(木)には猛烈な勢力を保ったまま与那国島の南へ進む見込みです。明日31日(木)の沖縄は、さらに雨や風が強まり、波が高くなります。先島諸島では台風の暴風域に入るおそれがあり、横なぐりの雨となるでしょう。局地的には雷を伴い激しく降りそうです。海上は猛烈にしけるでしょう。本島地方でも発達した雨雲がかかり、台風の進路次第では大しけとなるおそれがあります。なお、九州南部は前線の北上に伴い次第に雨が降りますが、九州北部から東北は晴れる所が多いでしょう。北海道も次第に晴れる見込みです。
11月1日(金)～6日(水) 三連休は荒天 連休明けにかけて寒暖差に注意
1日(金)は、台風21号が台湾海峡まで北上します。沖縄は雨や風,、波のピークを過ぎるものの、引き続き強風に注意、高波に警戒が必要です。一方、前線が九州を北上し、雨の範囲がさらに東へ広がります。九州から東海にかけて雨が降り、日本海側を中心に雨脚が強まることもあるでしょう。2日(土)は、台風21号が東シナ海で温帯低気圧に変わり、上空の強い風にのって、本州付近を前線を伴い足早に東へ進みます。台風が温帯低気圧に変わっても油断できません。雨雲の元となる暖かく湿った空気をたっぷり運んでくるため、前線の活動が活発になるでしょう。沖縄では天気が回復に向かいますが、九州から東北で広く雨が降りそうです。所々で雨脚が強まり、季節外れの大雨となる所もあるでしょう。沿岸部では風も強まりそうです。3日(日・文化の日)は、西から天気は回復に向かいますが、4日(月・振替休日)は発達した低気圧が北海道に進みます。晴れる所が多いものの、北海道は荒れた天気となるでしょう。低気圧の通過後は寒気が流れ込むため、5日(火)にかけて北海道は平地でも次第に雪に変わりそうです。東北や北陸、関東北部から長野北部にかけての標高の高い所でも雪になる可能性があり、峠越えの車は注意が必要です。また、北日本を中心に急に寒くなり、週明けは全国的に冷たい空気に包まれるため、服装選びにもお気をつけください。
7日(木)～12日(火) 晴れる日多い 来週末以降は再び気温高め
北海道や東北はおおむね晴れるでしょう。関東や東海も晴れる日が多いですが、10日(日)は雨の降る所がありそうです。近畿から九州は8日(金)から天気が下り坂で10日(日)にかけては九州を中心に雨が降るでしょう。沖縄は短い周期で天気が変わりそうです。この期間は、最低気温・最高気温ともに平年並みか平年よりやや高い所が多いでしょう。極端に冷え込んだり、寒くなったりすることはないものの、7日(木)と8日(金)は関東から九州でも最高気温が20℃に届かない所があり、昼間も上着が必要になりそうです。9日(土)頃からは広く20℃以上で、比較的過ごしやすい陽気となるでしょう。