卵を割る時、殻の一部が卵に入るのはよくあること。
殻だけを取り除こうとしても、なかなかうまくいかず苦戦する人も多いでしょう。
『ズボラ主婦でも快適な暮らし』をテーマに多くの情報を発信するまろん(maronmaron1982)さんのInstagramから、卵の殻を簡単に取り除く方法を紹介します。
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まろんさんが紹介する方法は極めてシンプルです。
まず、小さな器に少量の水を用意し、人差し指の先を水で濡らします。
卵の中に入ってしまった殻に、指をそっと近付けてください。
グッと押し付けると、殻が指先にくっ付きます。そのままそっと持ち上げれば、簡単に取り除けるでしょう。
もし指先を上げるだけではうまく取り除けなければ、器の端に指を滑らせるようにして持ち上げるのがおすすめです。
卵の白身と水はどちらも表面張力が働きますが、水のほうがより強いという特徴があります。そのため濡らした指先を近付けることで、白身から水のほうへと引っ張られるように殻が動くのです。
また卵の殻は多孔質で、目には見えないほど小さな穴が多数空いています。水の分子が内部にまで入り込みやすく、くっ付きやすいのも理由の1つです。
なお、卵の殻にはサルモネラ菌が付着している可能性があるため、殻が混入した場合は注意が必要です。殻そのものが取り除けても卵が汚染されている可能性を考えて、生で食べるのは避け、しっかりと加熱調理しましょう。
誤って入ってしまった卵の殻は、水の力を使って取り除くのがコツです。
卵を割るのを失敗してしまった時や、卵を落として割ってしまった時には、ぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]