北九州市のファストフード店で中学生2人が刺された事件をどう見るのか。元埼玉県警捜査一課の佐々木成三さんに聞きました。
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(元埼玉県警捜査1課 佐々木成三さん)「捜査が、うまく進展できていないということは、被害者と容疑者の接点がないということ。これを踏まえると、やはり通り魔的・無差別的犯行。僕でさえ被害に遭っていた可能性はある」
CBC
子どもたちにとっても身近なファストフード店で起きた事件。佐々木さんは通り魔から身を守るには、防犯意識の“アンテナ”を高くすることが大切だといいます。
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(元埼玉県警捜査1課 佐々木成三さん)「店の中に入って、まず全体を見回す。そういった習慣から始めるということも必要。例えば僕は、いつもレストランでご飯を食べるときに、避難先・出入り口は何個あるかなど、そういった目でお店を見る癖がある。命を守る選択肢を何個も持つべき。いろいろなことに関心を持って情報をキャッチしてもらいたい」
佐々木さんは、子どもたちも外出中には心がけてほしいこととして…。
(元埼玉県警捜査1課 佐々木成三さん)「ずっとスマホをいじっていると、周りの情報が入ってこないこともあるので。いったん周りを監視、見渡す癖をつけてもらいたい」
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さらに、子どもたちが安心して過ごせる環境を作る上で大事なことは…。(元埼玉県警捜査1課 佐々木成三さん)「子どもを守りたいという大人が圧倒的に多いのだという地域づくりを見せることもすごく重要」
子どもを見守る大人の目。何かあればすぐに手を差し伸べられる環境。今回の痛ましい事件を受けて地域の大人たちの連携についても見つめ直すべきと佐々木さんは話しています。