年明けも猛威を奮うインフルエンザ。3連休が明けたきょう、病院には多くの人が受診に訪れました。
インフルエンザ猛威 クリニックはA型診断相次ぐ 「感染力もい…の画像はこちら >>
名古屋市緑区の小児科医院を訪ねると、インフルエンザと診断される人たちが相次いでいました。院長「お母さんと2人とも陽性でした」母親「え~本当ですか」
(6歳児と4歳児の母親)「最初、長男が発熱して、この連休で休日診療所に行って、その後に自分が症状が出て、昨夜次男が(咳などの)症状が出た」
愛知県内で報告された患者数(12月23日~29日)は、1医療機関あたり82.35人。調査を開始した1999年以降で最も高い数値となりました。12月30日~1月5日は55.97人と、大幅に減ったようにみえますが…
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(滝の水こどもクリニック 西岡貴弘院長)「(年末年始は)集団生活が1回なくなるので落ち着くが、この1~2週間は注意が必要。今は集団生活が始まってきているので」この病院では、午前の診療だけで子どもと大人を合わせ8人がインフルエンザ陽性と診断されました。
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(4歳児の父親)「(子どもが)インフルエンザのA型でした。連休中どこにも出かけていないので、おそらく保育園からかなと。はやっているので」(5歳児と4歳児の母親)「家族でかかっていて、その次に私でこの子(もかかった)」(4歳児)「せきとか鼻水とか頭痛い」
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こちらの病院では、インフルエンザA型と診断されるケースがほとんどだということですが、今回猛威を振るうインフルエンザについて、西岡院長はこう話します。(滝の水こどもクリニック 西岡貴弘院長)「型(の影響)が結構大きい。10年前にはやった型で、免疫がない人が多い。感染力もいつもより強い印象」家庭内での感染も増えているということですが、これ以上の感染を防ぐためにできることは…?(滝の水こどもクリニック 西岡貴弘院長)「マスク、うがい、食事。6、7時間以上寝ることが大切。基本的なことをやっていただくしかない。年配の方は特に肺炎にも気を付けていただきたい」マスクの着用や手洗い・うがいなど、やはり基本的な感染対策の徹底が必要だということです。
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