沖縄県宮古島市で、海に向かってゴルフボールを打ち込んでいたとして、同市在住の70代会社員の男が書類送検された。
宮古島海上保安部によると、男は昨年11月15日、宮古島市の川満公園からアイアンを使い、海に向かってゴルフボールを打ち込んでいた。パトロール中だった宮古島海上保安部の職員が男を目撃し、事態が発覚。その海の浅瀬を捜索すると、10個のゴルフボールが見つかったという。
男は廃棄物処理法違反(投棄禁止)の疑いで書類送検され、起訴された後、今月12日に罰金30万円の略式命令を受けた。聞き取り調査に「お金がもったいなくて、海に打ちっぱなしをしてしまった」と供述したとのことだ。自身が「ゴルフをしたい」という理由で、自然の海にボールを打ち込むとは驚きである。
>>56歳ブラジル国籍男、公園に不法投棄し逮捕「捨てて良い場所だと思った」と話す<< この事件に、ネットユーザーからは「ふざけるなと言いたい。こういう人間が日本の環境を破壊していると思うと許しがたい」「ボールだってタダではないと思うが。結局、金を垂れ流した上に海も汚すという最低の行動をしている」「沖縄に限らず埼玉の河川敷などでも違法ゴルファーを目にする。国や自治体が抑止に動いていると思えない」など怒りの声が上がる。 また、「罰金30万円って、安すぎると思う。環境を守る気があると思えない」「自分でゴルフボールを拾わせるとか、二度と川満公園に出入りできないようにするなどするべきではないか」「こんな大甘処分では、またどこかの場所でバレないようにやると思う。もう少し考えてほしい」という指摘も出ていた。