水没した車の中に男性 その後死亡…記録的な大雨の影響で東海3県で冠水被害 愛知で床上6件・床下50件

2日から降った記録的な大雨の影響で、東海3県は冠水などの被害が出ました。また、東海道新幹線は正午ごろから東京~名古屋間の運転が再開される予定です。

2日、線状降水帯が2回発生した愛知県東部では、豊橋市や新城市などで、24時間の降水量が観測史上最大を記録しました。

豊橋市下条東町では、2日夜10時すぎ、農地に水没した軽自動車から60代くらいの男性が発見され、その後死亡が確認されました。

現在、大雨や洪水警報は全て解除され、豊川市と豊橋市に発表されていた「緊急安全確保」も豊川市は午前6時に、豊橋市は午前8時30分に解除されました。

一夜明けた3日…。

(リポート)
「この辺り一帯、冠水してしまっています。たくさんの車が水没しています」

愛知県によりますと、県全体でこれまでに床上浸水が6件、床下浸水が50件の被害が確認されているということです。

東海道新幹線は、名古屋から東京間で始発から運転を見合わせていて、名古屋駅は朝から混雑していました。

男性:
「仕事で京都に行っていた。東京に日帰りの予定だった。初めての新幹線ホテル。高速バスに切り替えて帰る」

新幹線は現在、名古屋から新大阪間で1時間に1本運転していて、正午ごろからは名古屋から東京間も徐々に運転を再開する予定だということです。