さっぽろ雪まつり期間中の天気の画像はこちら >>
明日(4日)より、北海道札幌市ではさっぽろ雪まつりが開催されます。期間は11日(土)までです。開催期間中の札幌の天気を解説します。また、冬の北海道に適した服装、冬道の歩き方なども併せて紹介します。
天気傾向 雨の心配はなさそう
今日(3日)は冬型の気圧配置が緩むでしょう。明日は弱い気圧の谷の中となりますが、札幌では多少晴れ間がありそうです。6日も気圧の谷の中となりますが、札幌は晴れ間があるでしょう。7日も割合晴れる見込みです。4日から7日にかけて、札幌は晴れ間の出る日が続きますが、一時的に雪雲の流れ込む時間もあるでしょう。降る量は比較的少なく、大雪となる心配はない見込みです。8日は冬型の気圧配置となって、上空には寒気が流れ込むでしょう。そのため、札幌は8日は午後を中心に雪が降りやすくなる見込みです。冬型の気圧配置の強まり等によっては、降り方が強まってふぶく恐れもあります。9日もはじめ雪となりますが、次第にやむ見込みです。10日は、本州方面の低気圧を含む気圧の谷の中となるでしょう。現在の所、天気の崩れは予想されていませんが、低気圧の進路等によっては雪の予報に変わる可能性もあるため、念のため最新の気象情報をチェックしてください。この時期は低気圧の接近などにより、雨の降る年もありますが、今年は雨の心配はなさそうです。札幌の気温は今後一週間程度全般に平年並みか2度前後低く経過する見込みです。なお、札幌以外では、6日頃は道北やオホーツク海側で、8~9日にかけては日本海側を中心に雪となりそうです。
冬の北海道 おすすめの服装
2月3日13時現在、札幌の積雪深は平年並みの66センチで、極端な大雪となっているわけではありませんが、それでも道路は完全に雪に覆われているため、滑り止めの付いた冬靴は必須といえます。この時期の札幌の平均気温は最高気温でマイナス0.5度、最低気温はマイナス7.0度となります。寒気の入り方などによっては、朝晩を中心にさらに冷え込みは強まりますので、ダウンジャケットやウール素材のロングコート、保温性の高いインナー、手袋、マフラー、耳まで隠れる帽子などを用意し、防寒対策は万全にしてください。なお、北海道は全国的に見ても室温が高いことも有名です。脱いだり着たりが簡単にできる暖かい上着があれば、快適に過ごせそうです。
雪道の歩き方など
道路は雪に覆われて、一部は凍結しておりつるつる路面となっています。このような場合には、滑り止めの付いた靴は必須です。歩き方にもコツがあります。荷物はなるべく手に持たず、小さな歩幅で、靴の裏全体を地面につけるようにし、急がずに歩くのが、転びにくい歩き方となります。歩きスマホ等もしないようにしてください。また、滑りやすい所をあらかじめ知っておくことも、転ばないコツの一つといえるでしょう。地下鉄などの出入り口付近、ロードヒーティングの切れ目、横断歩道付近は、周辺に比べ特に滑りやすくなります。より一層注意して歩行してください。
まとめ
・期間中雨の心配はないが、8日頃は雪の降り方の強まる恐れがある・防寒対策はしっかりと・滑り止めの付いた冬靴は必須・歩くときは、小さな歩幅で、靴の裏全体で、急がずに